© 2020 MASAHIKO ARAI ARCHITECTS STUDIO
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GLASS HOUSE
date | データ
Project name : GLASS HOUSE
Completion : 2017
Location : Onjyuku-cho Chiba, Japan
Program : Weekend house
Structural system : Reinforced concrete and Steel frame
Story : 2 stories
Site area : 392.55㎡
Building area : 167.83㎡
Total floor space : 196.38㎡
作 品 : グラスハウス
日 程 : 2017
敷 地 : 千葉県御宿町
用 途 : 別荘(ウィークエンドハウス)
構 造 : 鉄筋コンクリート造 + 鉄骨造
規 模 : 地上 2 階 建
敷地面積 : 392.55㎡
建築面積 : 167.83㎡
延床面積 : 196.38㎡
概 要
この建築は浜辺に建つ、3世代のための別荘である。敷地は千葉県御宿町の浜辺に接しており、浜辺には低木の防砂林があるが、日々の風雨により砂が侵食されてきている。敷地には元々依頼主の別荘があり、その別荘の老朽化・砂対策から建替えを行うことになった。依頼主からは祖父母から成人した孫までが同時使用したり、各自で使用したりと柔軟に対応できるもので、永続的に使用できる建築を希望された。
建築構成は無柱空間のワンルームを2階に配置し、1階はRCのヴォリュームの中に倉庫を計画している。2階の大半は宙に浮いた状態で位置しており、1階部分は将来的に砂に埋設することを想定している。内部構成は利用する人が自由に可変できるように、間仕切壁を設置するのではなく、ガラス引戸により使用する人が自由に可変させ、ガラスの積層によって生じる領域認識によって、空間を成立させている。この建築では、ガラス引戸は心地よい距離感・空間をつくり出し、様々なシーンをつくり出せる装置となる。
この建築は従来の空間領域の「型」を超えた、新たな領域を想定することで、永続的に3世代が様々に使用でき、長く受継ぐことができる建築である。
© 2020 MASAHIKO ARAI ARCHITECTS STUDIO