概　　要

「最若手」とは20代、例外的に30代前半までのこと。若々しさではなく、絶対的な「若さ」を。手に回収されない「言論」を。そこに分断に毒されない「新しさ」を。

　そんな日本建築設計学会からの呼びかけに対して、約1ヶ月の募集期限に124の応募資料が到着した。ここから始まる23の言論は、その一端。内容は幅広く、個性的で、単なる一人語りではない突破力を持っている。

　これだけの内容が、さらに手を動かすことと行ったり来たりし、他の人から批判され、自分自身でも満足しなかった先には、どんな建築の明日が待っているのだろう。楽しみになる言論集、熟読いただきたい。そして、これは、と思う最若手については、webで追跡を。

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倉方俊輔  著（出版の説明）